暑いのでとりあえず草木に水をやって家で過ごす。
次女は試験。割と大事な試験だ。
のんびりしていたが、女房がNYに持っていくスーツ
ケースのキャスターを直すことにした。カドキョイの
坂を20キロの荷物を入れて引きずっていたら、キャスタ
の外の皮が一枚剥けた。4個のキャスタの内2個破損。
01)イスタンブールのキャンクルタラン駅にて。この
スーツケースのキャスタが故障
02)正常キャスター
03)破損キャスター
04)修理用部品
島忠で購入(部品はこれがすべて)
キャスター (キャスターにスペーサーをはめる)
スペーサー
ナット ステンキャップ
・ナットは二つついていたがダブルにするために
追加購入。
・スペーサはキャスターにはめるが、キャスタの内径
とスペーサの太さは目測で購入。ぴったりだった。
修理方法
11)まず、壊れたキャスタを外す。
キャスタは鉄の心棒で固定されている。この心棒は
カシメ留めされており、きれいにはとれない。このカシメ
の部分を鉄やすりで削ると反対側からスポッと抜ける。
カシメ留めの頭がキャスタに埋まっているので、プライヤ
ではさんで浮かし、その部分のみ鉄やすりで削る。ウォータ
ポンププライヤはこの時に使う。
カシメ部分が削られた
心棒は反対側から抜ける
若干仕事が荒く、ガムテープのマスキングが破れて
キャスターにすり傷が付いているがまあ気にしない。
抜けた古い心棒。
12)ステンキャップが50ミリで長いので短く切る。
ステンレスなのでちょっと硬いがまあしっかり固定
して金ノコで切るとすぐ(2分位)
切り取る寸前(撮影用)
13)後は組み立て
キャスターにスペーサーをはめる。プラ鎚でたたく。
ナットはダブルにして、六角レンチとスパナで硬く
絞めて出来上がり
14)考察
島忠にある部品でどうにかしようと買い出しに行き、
その場で修理方法を考えたが、多分組み合わせ
工法ともにベストではないかと思います。良くできました。
必須工具
・鉄やすり
・プライヤ
・六角レンチ
・ウォータポンププライヤ
(これはキャスタをはさめる口径(5センチ位)のプライヤなら
いいが、多分ウォータポンププライヤがベスト)
あれば便利
・万力
・金ノコ(ない場合はステンキャップは長いままにする)
・プラ鎚(金槌でも良いが、何かと便利)
・薄いレンチ(ダブルナットを締めるときあったほうがいい)
以上